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リフォーム・リノベーション済みの賃貸物件を選ぶ際の注意事項

リフォーム・リノベーション済みの賃貸物件を選ぶ際の注意事項

賃貸物件を探す際、新築や築浅の物件に住みたいと思っていても、家賃が高かったり、住みたいエリアに物件数が少なかったりと
なかなかいい物件が見つからないという場合はありませんか。そんな場合の選択肢の1つとしてリフォーム・リノベーション済みの物件というものがあります。
リフォーム・リノベーション済みの物件と聞くと、中古だけどオシャレで新築のようにキレイなのに家賃も安い‥というようなイメージをしませんか?
ではリフォーム・リノベーション済みの物件のメリットデメリットはなんでしょう?借りる際に注意することはあるのでしょうか?そもそも安心できる物件なのでしょうか?
今回はリフォーム・リノベーション済み物件について説明していきます。

1.リフォームとリノベーションの違いとは?

そもそも、「リフォーム」と「リノベーション」の違いはなんでしょうか?同じような意味で使っていても実は意味が違うのです。

「リフォーム」とは一般的に老朽化した建物を新築のような状態に戻すことを言います。つまり原状回復が目的です。
賃貸のリフォームというと、外装を塗り替えたり、水回りの設備の交換、内装のクロスの張り替えなどが当てはまります。

「リノベーション」とは一般的に既存の建物を大規模な改修工事を行なって機能や価値を高めることを言います。つまり現状に戻すのではなく、現状よりも向上させることが目的です。


例えばファミリー向けの3LDKのような細かく個室にわけられた物件を一人暮らし向けの広いリビングのある1LDKの物件にするなど、間取りまでも自由にアレンジすることが出来ます。

つまりキッチンや風呂、トイレなどの設備の入れ替え、壁紙や床板の貼り替えなどの小規模な工事は「リフォーム」、間取りを変更するために柱や壁を壊したり、排水管、水道管の交換を行うなど、大規模な工事は「リノベーション」になります。

2.リフォーム・リノベーション物件のメリット・デメリットは?

リフォームとリノベーションの違いはイメージできましたか?
リフォームもリノベーションも、古くなった建物をまだまだキレイで快適に暮らせるような空間にするという目的は同じですね。
では、それぞれのメリット、デメリットはどんなことがあるのでしょうか?

 

【リフォーム・リノベーション済みの物件のメリット】

・新築のようにキレイ。設備も新しい
リフォーム物件でもリノベーション物件であっても、築年数が経っていて外観や構造は古い物件だけど、中身は新築同様のキレイな部屋に住めるということです。
風呂やトイレなどの水回りや、キッチンの設備も最新機能が備わっているということもあります。

 

・新築や築浅の物件よりも家賃が低め
リフォーム・リノベーション済みの物件は中古マンションや古民家など古い物件をキレイにしたものですから、同じエリアの同じような新築物件よりも家賃は安い場合が多くなります。


【リフォーム・リノベーション済みの物件のデメリット】

・内装はキレイでも建物の構造は古いまま
部屋の中はキレイに工事をされていても、共用部分や外観は古いままの場合があります。見た目が古いだけではなく使い勝手の悪さを感じることもあるでしょう。
また、オートロックが付いていない、防犯カメラが設置されていないなど、セキュリティがしっかりしていない可能性もあります。

 

・耐震基準を満たしていない物件がある
リフォームやリノベーションを行うということは築年数の経っている物件ということになります。実は今の耐震基準は1981年の6月に導入されたため、
1981年6月以前に建てられた建物は今の耐震基準を満たしていない可能性もあるのです。

 

・防音性や気密性が低い可能性がある
先にも述べているようにリフォーム・リノベーションの物件は建物は古いままですので、壁や床などの構造材が古い場合は隙間風や周囲の音が漏れる場合もあります。

 

・排水管、給水管など目に見えない部分が古いまま
キッチンやトイレ、お風呂などをキレイで最新のものに変えられていても、配管など見えない設備は古いままということがあります。古いままですと水が濁って出てきたり、異臭がしたり、水漏れなどのトラブルが起こる可能性があります。

3.リフォーム・リノベーション物件を賃貸する際の注意点

不動産管理会社へ確認する注意点

【注意点1】築年数を確認する・・・まずは1981年以降に建てられたかを確認し、それ以前の建物ならば耐震基準が満たされているのか聞きましょう。

 

【注意点2】水回りの配管の状態を確認する・・・配管は建物よりも寿命は短く、配管の種類にもよりますが一般的に15〜30年と言われています。建物の築年数によっては配管工事が行われたことがあるのか確認しましょう。

 

【注意点3】事故物件でないか確認する・・・リフォームやリノベーションを行うということは古いからだけではなく、人気がない物件だからということも考えられます。それほど古くない建物の場合は特になぜリフォーム・リノベーションを行なったかを聞いてみましょう。

 

内見時に確認する注意点

【注意点1】防音性、気密性を確認する・・・住んだ後に生活音等で悩まされないように、是非確認しましょう。機密性としては窓のサッシがきちんと閉まるのか、窓は古いままではないか、など確認しましょう。

 

【注意点2】建物の共有部分の確認・・・建物の共有部分は使いやすいか、防犯カメラやオートロックなどのセキュリティはあるか、駐輪場や駐車場はきちんと整備されているか?など確認しましょう。

 

【注意点3】周りの環境の確認・・・家賃が安い理由やリフォーム・リノベーションを行なった理由として、周りの治安の悪さ、騒音、不便さ等があるかもしれません。しっかりと確認しましょう。

いかがでしたか?リフォーム・リノベーション済みの物件は新築のようにキレイで設備の整った物件に安い家賃で住むことが出来るという魅力的な物件ですが、
あくまで元は古い建物ですので、デメリットも少なくはありません。

しかし、住む前にきちんと調べて選ぶことで失敗のない、後悔のない物件選びが出来ると思います。
お部屋探しの不安などございましたらトーマスリビングにお問い合わせください。全力でサポートさせていただきます。

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