高齢化社会になり、シニア層の方も賃貸物件を借りることが増えてきています。
ではシニアならではの賃貸物件を探すポイントはどんなことがあるのでしょうか?
高齢者の暮らしを快適に過ごすためにはどんな物件が適しているのでしょうか?
今回はシニア層の方々が賃貸物件を借りたい時の困りごとや、どんな物件を選ぶと良いか、スムーズに契約するためのポイントをご説明させていただきます。
高齢化社会になり、シニア層の方も賃貸物件を借りることが増えてきています。
ではシニアならではの賃貸物件を探すポイントはどんなことがあるのでしょうか?
高齢者の暮らしを快適に過ごすためにはどんな物件が適しているのでしょうか?
今回はシニア層の方々が賃貸物件を借りたい時の困りごとや、どんな物件を選ぶと良いか、スムーズに契約するためのポイントをご説明させていただきます。
実際にシニアの方が賃貸物件を借りようとする場合、やはり「希望の物件に住めない」「断られる」「保証人がいない」「家賃の支払いが不安」などの困りごとがあるようです。実は年齢が60歳を超えると賃貸物件が借りにくくなるという傾向があります。
シニアの方が賃貸物件を借りにくくなる理由は、
・事故や孤独死の懸念
・家賃の支払い能力の問題
・徘徊やTVの音量などによるご近所問題
・連帯保証人がいない
などが挙げられます。やはり大家さんや管理会社側からすると、シニアの方に物件を貸す際、もし物件で事故や病気になって発見が遅れ孤独死となると、事故物件になってしまいます。
そうなると、その後の入居者を見つけることが困難になってしまいます。また、シニア層は定年退職をし、年金生活の方が多くいます。その場合、家賃を滞納しないで支払ってもらえるのかという不安があります。さらにテレビなどの音量が大きくて近隣から苦情は来ないか、契約後に万が一認知症を発症した場合、夜中に徘徊したりしないか、火の元の管理は大丈夫なのか、などの不安もあります。
つまり大家さんや管理会社側がシニアに賃貸物件を貸す際のデメリットを懸念して賃貸契約を断るということがあるのです。
希望の物件に住めない理由としては、シニア層が物件を借りる際にあげる「オートロック」「バリアフリー」「IHコンロ」などの条件と予算が合わないことが多いようです。
ではシニアの方が賃貸物件を借りるにはどうすれば良いのでしょうか?
・家族や親戚に協力をお願いする
賃貸物件を借りる際は連帯保証人が必要です。この連帯保証人になってもらう一般的な条件として「2親等以内の親族」「継続的な収入のある人」「反社会的勢力ではない人」というものがあります。シニアの方はこの条件の中でも家族や親戚の人に連帯保証人になってもらうことができると審査に通りやすくなるようです。やはり大家さんの懸念する家賃の滞納というリスクが減ることが考えられます。さらに家族や親戚の近くの物件を選ぶとさらに良いでしょう。これも大家さんが何かあった場合に家族や親戚がすぐに駆けつけてくれるという安心感や、孤独死などのリスクも回避できるためです。
・金銭面に問題がないことを伝える
シニアの方が入居審査に通りやすくするには、家賃の支払いに問題がないことを示す必要があります。退職して毎月の収入がない場合でも年金額や、預貯金の通帳を提示するなどすれば家賃の滞納の心配がないと判断され審査に通りやすくなることがあります。
・家賃債務保証を使う
もし身近に連帯保証人になってもらえる人がいない場合は、保証会社を利用することで賃貸契約ができることがあります。その中でもシニアの方が連帯保証人を見つけられない時に利用できる「家賃債務保証制度」というものがあります。これは一般財団法人高齢者住宅財団が運営している居住支援サービスです。ただし、この制度が利用できる物件に限ります。利用したい方は管理会社に確認してみてください。
・高齢者向けの物件を選ぶ
賃貸住宅の中には高齢者向けの「サービス付き高齢者向け住宅」というものがあります。これは自宅と同じように自由度の高い暮らしを送りながらスタッフによる安否確認や生活相談サービスなどを受けられる賃貸住宅になります。「サ高住」「サ付き」の略称で呼ばれることもあります。
・親身になってくれる不動産会社に相談する
高齢者向けの物件でなくても、不動産会社に相談をすると、高齢者歓迎の物件を紹介してくれることがあります。また困りごとなどにも相談に乗ってくれるでしょう。
・UR賃貸物件を探す
UR賃貸物件は初期費用や保証人、更新料などが不要です。さらに5種類のタイプの高齢者向け物件があります。
ではシニアの方が賃貸物件を探す際はどのような条件の物件を選べば良いのでしょうか?物件を選ぶ際のポイントを説明いたします。
・バリアフリー対応の物件
賃貸物件の場合、自由にリフォームなどが出来ません。ですので、はじめから段差が無い、もしくは少ない物件、トイレやお風呂に手すりのある物件などを選びましょう。これは室内だけではなく共用スペースやエレベーターなども同じです。車椅子になった場合も考慮し、入り口にスロープはあるか、車椅子が通路を通れるのかなども確認しておくと安心です。
・医療機関が近くにある物件
シニアの方は病気やケガのリスクが高くなってしまいます。ですのでいざというときに通いやすいように近くに医療機関のある物件を選びましょう。医療機関の評判も調べておくとさらに安心です。
・スーパーなどの利便性の良い物件
生活を送るためには買い物をしなければいけません。スーパーやコンビニ、ドラッグストアや銀行、郵便局などよく利用する施設が近くにあることを確認しましょう。買い物はネットスーパーなどを利用すると考えている場合は物件が配達圏内かを確認しましょう。
・交通機関へのアクセスの良い物件
シニアの方は今後、免許返納などをする方もいると思います。そうなった場合、移動は公共交通機関を利用することが増えるます。バス停や駅まで徒歩で行ける物件を選んでおきましょう。
・セキュリティの充実した物件
シニアの方を狙った犯罪は増えています。エントランスや玄関のオートロック、防犯カメラ、管理人の常駐してる物件などセキュリティの高い物件を選びましょう。
・家族や親戚が近くに住んでいる物件
近くに家族や親族が住んでいる物件だと、ケガや病気などをした場合にすぐに駆けつけてもらえるので安心です。自家用車を所有している家族や親戚がいる場合は、重たい買い物や雨の日などの移動の際に車を出してもらえるかもしれません。何よりも近くにいるというだけで安心して生活することができるでしょう。
いかがでしたか?シニアの方が安心して暮らせる賃貸物件を探すためのポイントを説明させていただきました。シニアの方が物件を借りることは難しい傾向にありますが、きちんと調べ、大家さんが懸念していることを理解し解消することができれば選べる物件も増えてくると思います。
一番重要なことは今後の「もしも」のことまで考え、物件を選ぶことです。
不安などございましたらトーマスリビングにお問い合わせください。全力でサポートさせていただきます。
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