ブログ記事詳細 | 福岡の賃貸・お部屋探しはトーマスリビング

世間一般的に言われているのは家賃は収入の25％～30％といわれています。
ただ、収入といわれて総支給額から計算をしてしまうと社会保険等の費用を引かれてしまうため、後々生活が苦しくなってしまう可能性もあります。

社会保険や所得税はおおよそ総支給額の2割程度引かれる引かれる為、ある程度計算をして手元に入ってくるお金で考えるとイメージ通りの生活ができると思います。

例えば20万円の総支給だと手元におおよそ16万程度が手取りといわれる金額になります。16万円の25％～30％で計算をすると家賃はおおよそ4万円～4.8万円の賃貸となります。
総支給額で計算すると5万～6万円となる為、1万円～1.2万円の開きがあります。
一人暮らしですと、電気代とガス代を賄えるくらい金額に違いが出るため、しっかりと金額の計算を行い家賃の設定を行っていく必要があります。
福岡ですと天神や博多近郊でも1Kの物件がある為、ほとんどの地域に住むことが可能です。
学生さんの場合は仕送りとバイト代等の毎月のおおよその生活費を算出して上記の25％～30％にあてはめて計算を行ってみてください。

上記で算出した金額を目安に住居の広さが欲しいか、勤務地域によってエリアを決めていきましょう。

総務省の統計調査によりますと2020年の単身世帯の消費支出の平均（家賃を除く）は129,554円となっております。
※出典／「統計調査 家計収支編 単身世帯（2020年）」（総務省統計局）
https://www.stat.go.jp/data/kakei/2020np/gaikyo/pdf/gk02.pdf

【生活費平均金額】
食費：41,373円
光熱費・水道代：11,687円
家具・家事用品費：5,393円
被服・履物費：4,910円
保険医療費：7,129円
交通・通信費：18,310円
教養娯楽費：15,867円
その他消費支出：24,888円

生活費平均合計：129,554円

生活費の合計と家賃を合わせると毎月赤字になってしまいますね。
あくまで平均額となっておりますので年齢・収入・生活する地域などによっても異なります。自分の収入や状況によって、節約できる項目・お金をかけるべき項目を考えましょう。

先ほど説明した生活費の平均額も工夫をすれば減らすことができます。
何でも節約すればいいというものではありませんが、無理のない程度で節約を行い貯蓄などに回す事で快適な生活を行うようにしましょう。

・外食は必要以外は減らして自炊を行うようにしましょう。実家からの仕送り等があれば積極的に使うようにして食費を節約する事が可能です。

・光熱費・水道代は無駄遣いをしない。

・携帯電話は格安のSIMを利用して通信費を抑える。交通費は補助がなければ自転車や原付で通勤したほうが長い目で見ると節約が可能です。

部屋は一度決めてしまうとなかなか変える事ができませんので、家賃以外でも考えて物件を選ぶことで支出を抑える事が可能です。
一例ですが一人暮らしで節約効果のある物件選びをご紹介しますのでお部屋選びの参考にしてくださいね。

・フリーレントの物件を借りる
フリーレントとは一定期間家賃が無料の契約形態のことです。1ヶ月～2ヶ月家賃が無料の物件がありますのでその期間分の家賃が浮くことになりますので手元にお金を残すことができます。
家賃に含まれて割高な場合もありますが、古くてリノベーションした物件も早く埋めるためにフリーレントを採用している場合がありますので地域の家賃相場と比較して検討しましょう。

・家具家電付物件
家具家電付物件は初期費用を抑えたいときに効果的です。必要な家具がついている為、引っ越してすぐに生活を行う事ができるのも大きなメリットです。
家電の耐用年数は6年となっているので、長く住むのであれば敷金も多く戻ってくる可能性があります。

・インターネット無料物件
インターネットは住居によって違いますが4,000円～6,000円程度かかってしまいます。
年間にすると48,000円～72,000円となってくるため、インターネット無料物件を借りる事でこの費用を節約する事が可能です。

・都市ガスの物件を借りる
物件は都市ガスとプロパンガスがありますが、都市ガスが料金が安くなります。プロパンガスは都市ガスに比べると1.8倍高くなる為、自炊等行う場合、光熱費の節約に大きく貢献します。都市ガスの方が火力が弱いといわれがちですが、コンロで調整されている為普通に生活する分には不便を感じる事はありませんのでご安心ください。