緊急連絡先は、本当に緊急な場合にしか使用することはありません。日中何度か電話を取れないくらいでは緊急連絡先に電話がかかってくることはほとんどありません。では、どのような時に緊急連絡先に電話がかかってくるのでしょうか?
【入居者本人と連絡が取れなくなった場合】
万が一家賃を滞納してしまい督促の連絡を入れても入居者本人と繋がらない場合は、緊急連絡先へ連絡することになります。このような場合、すぐに緊急連絡先に連絡がいくわけではありません。まずは入居者本人に何度も電話や封書などで連絡を送り、それでも連絡がつかなかった場合に、緊急連絡先に連絡が入ることになります。
これは契約更新の場合でも同じで、更新をするかしないかの連絡が入居者本人とできない場合には緊急連絡先に連絡がいくことがあります。
【緊急時の連絡がつかず、入居者本人からの折り返しを待てない場合】
賃貸物件で火災が発生したという場合に大家さんや消防から入居者本人に安否確認を含め連絡がいきますが、このような時に連絡がつかない場合は、大至急建物内から避難してもらうため、もしくは入居者本人に何かが起きたとみなされ、緊急連絡先に連絡が入ります。
【入居者本人の死亡や行方不明の場合】
入居後に、入居者本人が何かトラブルに巻き込まれて連絡が取れないという場合もあります。入居者本人が病気や死亡、行方不明などで連絡が取れなくなった場合にも連絡がいきますが、入居者本人の死亡などを大家さんや管理会社などが発見した場合にも、緊急連絡先に連絡がいくことになります。