ブログ記事詳細 | 福岡の賃貸・お部屋探しはトーマスリビング

お子さんが遊んだり勉強したりと自分の時間を過ごす空間を与えるということはお子さんの成長するにつれて重要となってきます。

では子ども部屋は何歳くらいから必要となってくるのでしょうか？

子ども部屋＝個室となると一室を準備しなければいけなくなるので、賃貸の場合は部屋数に応じて家賃は高くなってしまうでしょう。最近では小学生までは子ども部屋＝個室ではなく、リビングなどの一角に子ども専用のスペースを用意する家庭も多くなっています。

さらに寝室は家族みんな同じ部屋という考えも一般的になってきていますので、子供が小さいうちは「個室」はなくても良いといえます。

ではいつから子ども部屋の必要性を感じるのでしょうか？

まず最初の節目としては「小学生」になった時だと思います。ランドセルや学用品なども増え、それらを自分で管理させるために学習机や棚などを置くため、子ども部屋の必要性を感じるでしょう。

しかし実際には入学したての小学校低学年のお子さんはまだ親と一緒に寝る子やリビング学習をするお子さんも多いため、本格的な「個室」の子ども部屋は小学校高学年になる10歳くらいを目安に準備する家庭が多い傾向にあります。

この時期のお子さんは思春期や反抗期を迎えますので、自分の空間＝プライバシーの確保をする空間を与えてあげることが大切だと思います。

では子ども部屋を設けるメリットやデメリットはどんなことがあるのでしょうか？

【メリット】
①管理能力や自立心を育てることができる
子ども部屋を持つことで、「ここは自分だけの空間」という認識が生まれ、自分の持ち物や散らかしたおもちゃなどを片付けなければという意識が芽生えてくるでしょう。そして成長していく過程で、自分の住みやすい空間に変化させていくことで発想力なども期待でるでしょう。

②プライベート空間を持てる
思春期や反抗期などはやはり一人になりたい時があります。一人の空間で誰にも邪魔されることなくリラックスできる空間があることで子供は安心できます。自分だけの空間ですから、勉強をしたり趣味に没頭したりすることも出来るので集中力も向上するでしょう。

【デメリット】
①家族との時間が減る
子ども部屋があることで、常に部屋にこもってしまうと、家族団欒の時間は減ってしまいます。思春期は特にそのような傾向にあるでしょう。ご飯の時間は家族揃って食べるなどの家庭内での約束事をつくるといった工夫が必要です。

②何をしているのかわかりにくい
部屋で何をしているのか分かりにくいため、ゲームや漫画ばかり読んでる・・・などということがあるかもしれません。最近では部屋にこもってスマホばかりさわっているという心配事もあります。時間を決めたり、ゲームやスマホはリビングでするなどという約束事を決めてみましょう。

しかし、約束事が増えすぎると子供の負担になることもありますので、必要な決め事だけ決めることにしてください。

賃貸の場合は部屋数が限られています。子供の人数分の個室を用意することはできないこともあるでしょう。もちろんお子さんの成長にあわせて引っ越しをするというのも一つの方法です。

しかし引っ越しは簡単には出来ませんね。子ども部屋の広さは一般的に4〜6畳が多いです。

4畳だと、机とベッドを置くと部屋はいっぱいになります。6畳あれば机とベッドを置いても余裕はできるでしょう。しかし先ほども述べたように子ども部屋は自分の空間、プライベートの空間をつくってあげられればいいのです。

ですので、もし子ども部屋にできる部屋が足りない、そもそも部屋数がないという場合は１つの部屋、もしくはリビングなどを簡易的に間仕切れば良いのです。仕切りとしてアコーディオンカーテンやロールスクリーンなどを設置することで、簡単に自分だけの空間ができます。

または本棚などの背の高い家具を仕切りとして使用すれば収納も一緒にできます。天井と床に木材を突っ張って簡易的に柱をつくることができるパーツなども売っていますので、それらを上手く活用すれば賃貸でも子供部屋を用意してあげることができるでしょう。