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畳とフローリングのメリット・デメリットって何?

畳とフローリングのメリット・デメリットって何?

住宅の床はフローリングと畳の2種類があります。最近の住宅はフローリングが主流になっていますが、まだまだ畳の物件も残っています。では畳とフローリングにはどのような違いがあるのでしょうか?またどちらの方が快適なのでしょうか?今回は畳とフローリングに分けてそれぞれのメリット・デメリットを説明し、どちらの床がご自身の生活スタイルに合っているかの参考にしていただきたいと思います。

1.畳のメリット・デメリットは?

畳とはい草を原料に織られた昔からある日本の伝統的な床材です。畳床と言われる板の上に、い草を織った畳表を張り付けて作られます。昔に比べると、畳を床材とした物件は減ってきていますが、今でも畳は人気のある床材です。

 

【メリット】
・断熱性がいい
畳はい草を原料にしている床材のため、その一本一本の間に空気を含んでいます。空気は熱伝導率が低いため、高い断熱性能があると言えます。つまり窓ガラスも2枚にすることで空気の層ができ断熱性が上がるように、畳も空気を持つことで、下からの冷たい空気を断熱してくれるのです。

 

・調湿性がいい
畳は大気中の水分を吸収したり放出したりする調湿機能があります。日本には梅雨があります。梅雨時期のじめじめした湿気を畳が吸収してくれます。反対に冬は乾燥します。乾燥した室内に水分を放出してくれますので乾燥を防ぐことができます。1年中、部屋の湿度が快適に保たれます。

 

・遮音性がいい
畳は空気を含んでいるため、遮音性能を高める効果もあります。これは畳の中の空気が音を吸収してくれるためで、そのため畳の部屋は遮音性が高いのです。さらに衝撃音も和らげてくれるので足音が響きにくいという効果もあります。

 

・リラックス効果がある
畳の部屋に入るとなんだか落ち着くという経験はありませんか?実は畳の原料であるい草の香りには、精神をリラックスさせる効果があるのです。心を落ち着かせる効果があるため、集中力も上がります。勉強部屋の環境としてはとても良い床材といえるでしょう。しかし香りですので、時間と共に効果は失われてしまいます。年数の経過した畳ではリラックス効果はあまり期待できないでしょう。

 

【デメリット】
・ダニが発生する可能性がある
畳は吸水性が良いので、湿気を含んだ状態が長く続けば、ダニが発生してしまいます。対策としては定期的な換気とこまめな掃除を行うことです。

 

・シミになりやすく、メンテナンスが大変
畳に水分を含んだものをこぼしてしまうと、すぐに吸い込んでしまうため、シミになってしまいます。またカビなどが発生してしまうと、補修が必要になります。畳には寿命があります。畳の張り替えは一般的に10年くらいが目安と言われています。メンテナンスの際には業者に依頼しなければいけません。賃貸の場合は築年数が10年を超えているときは畳のメンテナンスが行われているか確認しましょう。

 

・家具などの跡がつく
畳は柔らかい素材のため、重たいものを長期間置いたままにしていると、跡がついてしまいます。家具を置く時はマットなどを利用しましょう。

2.フローリングのメリット・デメリットは?

フローリングとは木質系の材料を使用した床材です。自然素材の無垢材と、複数の木材を貼り合わせた合板製があります。最近の住宅ではほとんどがフローリングの床材を使用しています。

 

【メリット】
・掃除が楽
一番の魅力は掃除がしやすいということです。何かをこぼした場合でもすぐに簡単に拭き取ることができます。掃除も掃除機などで表面のゴミや埃を吸い取るだけでキレイになります。掃除機で取り除けない汚れなどは水拭きをすれば清潔な床を保つことができます。ですのでダニなどの発生も抑えることができます。

 

・メンテナンスもあまりない
畳はメンテナンスが必要だったけど、フローリングはほとんどメンテナンスの必要がありません。フローリングの種類によっては定期的なワックスが必要な場合もありますが、賃貸物件のフローリングはほとんどがメンテナンスは要りません。

 

・家具の跡を気にしなくていい
フローリングは硬い素材なので、家具などの重たいものを置いても跡がつくことはありません。


【デメリット】
・足が疲れやすい
フローリングは硬い素材のため、クッション性がないので歩き続けると足が疲れやすくなります。よく歩く場所にはカーペットを敷くなどの対策をしましょう。

 

・断熱性がない
フローリングは断熱性が低いため、冬場は足元が冷えやすいでしょう。冬場はスリッパやルームシューズなどを履いたり、カーペットを敷くなどの対策をしましょう。

 

・水に弱い
水分をこぼしてもすぐには吸収しないので、すぐに拭き取れば問題はありませんが、長く放置したままの場合は、水分が浸透して膨張したり、変色したりします。湿気が溜まりやすい場所の床材にはフローリングは不向きといえます。

 

3.畳とフローリングで快適に暮らす方法

畳とフローリングにはそれぞれ違ったメリット・デメリットがあることがわかりました。畳の部屋はそのまま座ることも寝転ぶこともできます。

ですので、客間として、子供の遊び場として利用している人も多くいます。畳の部屋にナチュラルな家具などを配置すると、とても落ち着いた空間になるでしょう。もし賃貸で畳の部屋をフローリングにしたい場合はウッドカーペットやフローリングシートなどを敷くことで一時的にフローリングにすることも出来ます。

 

フローリングはお手入れがしやすいので、色々な部屋に利用することができます。食べこぼしてもすぐに簡単に拭き取れるため、小さいお子さまがいるご家庭には、とても便利です。もし賃貸でフローリングの床を畳にしたい場合は部屋の一部分などに置き畳(ユニット畳)を置くと畳の空間を楽しむことができます。

いかがでしたか?どちらの床材もとても魅力的ですね。それぞれのメリット・デメリットからご自身に合った床材を選ぶことをおすすめします。

また今は簡易的にどちらの床材にも変更することができますので、その時の気分やライフスタイルに合わせて楽しむこともできると思います。

不安などございましたらトーマスリビングにお問い合わせください。全力でサポートさせていただきます。

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