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賃貸物件の最上階って快適なの?知っておきたい最上階のメリット・デメリット

賃貸物件の最上階って快適なの?知っておきたい最上階のメリット・デメリット

マンションの最上階は人気の物件です。眺望もよく憧れを抱く方も多いでしょう。

メリットも多いため、家賃も他の階層より高く設定されていることが多いです。しかし、メリットばかりに目がいく最上階ですが、デメリットはないのでしょうか?今回は賃貸マンションの最上階の魅力、メリット・デメリットとともに、実際に最上階に住む場合の注意点や対策などを説明させていただきます。

1.最上階の魅力、デメリットとは?

マンション最上階の魅力とは何でしょうか?開放感、眺望、日当たり、静けさなど色々と思いつくことがあると思います。そんな魅力と併せて、メリットを説明していきます。

 

【解放感と眺望】
マンション最上階の魅力はやはり眺望の良さと解放感でしょう。周りに高い建物がなければ、部屋から遠くの海や山々をを見渡せたり、夜には綺麗な夜景を楽しんだりすることができます。また、周りより高いところにある部屋の場合はカーテンを開け放しておいても周囲から覗かれることもないため、いつでも開放的な生活を送ることが出来ます。

 

【日当たりや風通しがいい】
マンションの最上階は周りの建物の影響を受けにくいため、部屋が影になることも少なく、日当たりが良いでしょう。晴れた日の日中は照明をつけることなく過ごせます。同じく遮るものがないため、風通しが良く、換気がしやすいので、湿気がこもる心配もありません。ジメジメしやすい梅雨の時期でもカビの発生を抑えることができるでしょう。

 

【静かな環境】
マンションの最上階ですので、当然、上には誰も住んでいません。ですので上の階の住人の足音や生活音を気にすることなく過ごせます。また近くに道路やお店などがあったとしても上の階までは音も届きにくいため、静かな環境で生活することが出来ます。

 

【防犯・プライバシーを守れる】
周りの建物の高さにもよりますが、最上階の場合、外から覗かれるという心配が少ないでしょう。また高層階であるほど空き巣などの被害も少ないため、一人暮らしの場合、防犯面でも安心といえます。

 

【虫が少ない】
マンションの最上階となれば、害虫なども出にくいでしょう。虫が苦手という方には安心して暮らせることだと思います。しかし一般的に6階以上だと虫が出にくいと言われていますので、それ以上のマンションの最上階の場合となります。

2.最上階のデメリットは?

最上階のメリットは色々とありますが、ではデメリットはどんなことがあるのでしょうか?ここではデメリットを説明いたします。

 

【夏の暑さ】
日当たりの良さはメリットでもありますが、夏場になると逆に建物の影がないため、1日中日差しが差し込み、暑くなるというデメリットがあります。さらに屋上や天井からの熱も伝わるので、夏場はエアコンが効きにくく電気代が高くなるということもあります。

 

【災害時の影響を受けやすい】
建物の構造で耐震性に優れたマンションであったとしても、低層階に比べると少しの揺れでも激しく揺れを感じてしまうでしょう。また災害時はエレベーターは停止してしまいますので避難するのに時間がかかるかもしれません。さらにその後エレベーターが復旧するまで階段で昇り降りしなければいけなくなるため、買い出しなどがある場合は大変となるでしょう。

 

【家賃が高い】
最上階は同じマンションの他の階の家賃と比べると価格が高く設定されていることが多いです。

 

【エレベーターの待ち時間】
マンションの最上階ですので、仕事、学校、買い物など外出する際には必ずエレベータを使うと思います。しかし最上階は他の階より待ち時間が長くなってしまうことがあります。また乗り込んでから最上階に着くまでに他の階に停止することが多い場合は、その分最上階に到着する時間が長くなってしまいます。

3.最上階に住む際の注意点

マンションの最上階はメリットばかりではなく、色々とデメリットもあることがわかりました。ではマンションの最上階に住みたいと思った場合、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?また、デメリットに対する対策方法はあるのでしょうか?

 

【注意点】
・エレベーターが設置しているか
国土交通省が1995年に発表した「長寿社会対応住宅設計指針」には、「6階以上の高層住宅」にエレベーターを設置すること、「3~5階の中層住宅」は可能な限りエレベーターを設置すること、といった目安があります。ですので、5階以下の物件ではエレベーター設置は義務ではありませんので、エレベーターのない物件もあります。エレベーターのない物件は家賃も安く設定していることもありますので、マンションの最上階なのに家賃が安い!と思って契約したら、実はエレベーターがなかったということがあるかもしれません。きちんと確認をしましょう。

 

・周りの建物や環境
高速道路横の物件は最上階でも車の騒音が気になるかもしれません。また、物件の横に高い建物や広告物などがあったりすると、せっかく遠くの景色を楽しみたいと思っていても眺望を邪魔されてしまうかもしれません。内見に行った際には確認をしましょう。

 

【デメリット対策】
最上階のデメリットである夏の暑さ対策として、遮光カーテンや断熱カーテンを使用してみましょう。また、バルコニーに緑をおいて緑のカーテンにすることもおすすめです。最近では遮断効果のあるガラスフィルムなども売られていますので、それらを活用することも暑さ対策になるでしょう。冷房はサーキュレーターや扇風機などをうまく利用すれば効果的に部屋を冷やすことが出来るます。
災害時の対策として、まずは揺れた時に家具が倒れないように転倒防止のグッズなどを利用してみましょう。エレベータが停止した場合の避難経路の確認、備蓄の確保など日頃から準備しておくと、いざという時に階段を何度も昇り降りしなくて済みます。

いかがでしたか?マンションの最上階はデメリットもありますが、とても魅力的な物件だといえます。きちんとデメリットも理解して最上階の物件も物件探しの選択肢に入れてみてはいかがですか?不安などございましたらトーマスリビングにお問い合わせください。全力でサポートさせていただきます。

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