ブログ記事詳細 | 福岡の賃貸・お部屋探しはトーマスリビング

まずは、物件を探しはじめる時に優先するべき３つの条件を説明させていただきます。

①家賃
毎月必ず支払い続けていくものです。どんなにいい物件であっても無理をすれば、後々生活が苦しくなってしまうかもしれません。一般的に家賃は手取り収入の3分の1が上限とされていますので、まずはご自身の収入から家賃の上限を設定しましょう。しかしこれは一般的な目安による設定ですので、食費は節約したくない、趣味にお金をかけたい、貯蓄をしっかりしたいなどという方は、目安よりも家賃を低めに設定しておきましょう。

②立地・環境
生活をしていく上で、環境や立地はとても大切です。一人暮らしで車がなく公共機関を利用して学校や職場に行かれる方は、最寄駅やバス停からの距離、乗り換え回数などの条件を決めましょう。子育て世帯の方は、通学路の距離や治安などの安全性などをきちんと条件に入れるべきです。入居した後に、周辺環境が悪くて生活しにくいという話はよくあります。周辺にスーパーやドラッグストアなどご自身がよく利用する施設があるかなども条件として入れておくと良いでしょう。

③間取りや広さ
部屋の広さや間取りは家で過ごす時間が長い方、荷物の多い方、さらには一緒に生活する人数でも変わってきます。間取りによって生活の利便性も変わってきます。しかし部屋が広いほど、家賃も高くなってしまいます。家賃と比較しながら必要な部屋数、広さを決めましょう。

優先するべき３つの条件が決まったら次はこれだけは譲れないという自分自身の条件を決めましょう。このこだわるべき条件は人それぞれで異なりますが、ここでは譲れない条件として多い物を説明致します。

・トイレとお風呂が別
やはりお風呂とトイレが別々がいいという方は多いです。理由としては一緒だと来客時にお風呂利用中だとトイレに行きづらい、衛生的に気になるということが挙げられます。

・日当たり
日当たりのいい物件は明るく、洗濯物や布団干しにも困りません。日当たりの悪い物件は洗濯物も乾きにくく、湿気が溜まりカビが発生しやすいということも考えられます。しかし、日当たりが良過ぎると夏は暑いということもありますし、西日が当たり過ぎると眩しくてカーテンを閉めなければいけないということもあるかもしれません。日当たりを条件にする場合は日中など家によくいる時間などを考慮して内見をすることをおすすめします。

・セキュリティー面
女性の方は特にセキュリティがしっかりしているか気になると思います。建物の入口がオートロック付き、2階以上の部屋、モニター付きのインターホンなどを条件にする方は多いです。

その他にも「南向き」「角部屋」「平置き駐車場」など人それぞれで譲れない条件があると思います。物件選びで優先すべき３つの条件を決めたあと、ご自身の譲れない条件を決めていくと物件がしぼられていくので物件を見つけやすくなります。

ここまで物件を探すときに優先させるべきこと、譲れない条件を出して物件をしぼっていくと良いと説明して来ました。しかしそれでもなかなかいい物件を見つけられないという方もいると思います。そんな場合は妥協できる点を見つけていきましょう。

①築年数
築年数が新しいほどキレイで設備も新しいものが多いです。どうしても古い物件は設備が古そうなのでイヤと、築年数は譲れないという方もいるかもしれません。しかし築年数の経っている物件でもきちんとリフォームやリノベーションされた物件もあります。

②立地
駅から5分以内などと条件を決めてしまっている場合はどうしても家賃は高くなってしまうでしょう。最寄駅までかかる時間をもう少し長めにすることで条件に合う物件は増えると思います。例えば5分を10分にするだけでも物件数は変わると思いますので、もし物件がみつからないという場合は少し時間を妥協してみましょう。

③住宅の設備
住宅設備が整った物件は魅力的です。しかしあまり料理をしない方の家のキッチンの設備が充実していても使わなければ意味がありません。お風呂の浴槽にあまり湯を溜めない方は追い焚き機能は必要ないかもしれません。1階でも大丈夫と思っている方はエレベーターのない物件でもいいと思います。

物件を探す時に家賃を高めに設定してしまうと、キレイな物件で立地もいいものが見つかると思います。しかしその後家賃を下げていった場合どうしても最初に探していた物件の方が好条件であることが多いので、その後にみる物件に魅力がなくなってしまうということがあります。ですので家賃をまず最初に無理のない設定で決めることが大切です。