賃貸の一戸建て物件にはマンションやアパートのような集合住宅にはない魅力があります。では一戸建てにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
【メリット】
・間取りが広い
やはりマンションに比べると間取りも広い物件が多くあります。2階建などフロア数もあるため、プライベート空間が取りやすいです。
・騒音が気にならない
マンションなどの集合住宅に比べると、隣近所の家と距離があるため、足音や話し声などの生活音をそれほど気にしなくてすむでしょう。小さな子供がいる家庭は子供が家の中を走り回ると、どうしても下の階や隣の住人からの苦情が気になりますが、一戸建ての場合はその心配は少なく、安心して暮らせます。またピアノやその他の楽器を演奏する人にも同じことがいえるでしょう。
・ルールが緩いことが多い
一戸建ては割とルールが緩いことがあり、自由にすむことができます。例えばペットの飼育は集合住宅の場合は禁止されていることが多いですが、一戸建ての場合はペットと一緒にすむことも許可されることが多いです。また、ピアノなどの楽器演奏も集合住宅では禁止している物件が多いですが、一戸建ての場合は許可されることが多いです。
・駐車場や庭がある
庭付きの物件の場合は庭でバーベキューをしたり、ガーデニングを楽しんだりすることができます。お子さまのいる家庭は夏に子供用のプールを出して遊ぶこともできます。また駐車場付きの物件の場合、駐車場を別途契約する必要がありません。
【デメリット】
・築年数が古い
一戸建ての物件はマンションに比べると物件数も少なく、築年数が経っている物件が多いです。また物件によってリフォームの状態が違います。ですので水回りの修繕がされているか、設備が故障していないかなど内見時の確認が重要になります。また耐震性や火災報知器が設置されているかなども確認しましょう。
・防犯対策が必要
マンションの場合、共有部分にセキュリティや防犯カメラなどが設置されていることがありますが、一戸建ての場合は自身で防犯対策をしなければいけません。
・郊外が多い
一戸建ての物件は駅などから離れた郊外にあることが多く、最寄り駅までの行き方や周辺にスーパーやドラッグストアなどがあるかなどを確認しなければ住んだ後、生活が大変になるかもしれません。
・庭などの手入れをしなければいけない
庭があることは魅力的ですが、雑草を抜いたり落ち葉を掃除したりしなければいけないことがあります。